ひきつけとてんかんの相違点

「ひきつけ」と「てんかん」には基本的な違いがあります。
そもそも「ひきつけ」とは、一時的に呼吸が止まったり、白目をむいて体を硬直させ、意識がなくなる症状のことを指示します。これに対して「てんかん」は病名を指し示す言葉です。つまりてんかん発作の1つの症状として、ひきつけをおこすことがあるといえます。てんかんはてんかん発作症候群とも呼ばれ、その代表的な症状としてはひきつけのほかに、手足をガクガクと一定のリズムで曲げたり伸ばすようなけいれんをしたり、全身に力が入らず崩れ落ちるようにして倒れこんでしまう脱力発作、数十秒にわたって急に意識がなくなるものの倒れるなどの症状がない欠神発作とよばれるものなどがあります。また片頭痛のような症状がおこることも少なくありません。
てんかん発作が起きる前には前兆を感じる人も少なくありません。しかしながら前兆の症状は人それぞれであり、手足に電流が走るかのようなピリピリとした感触があったり、幻聴や幻覚があったり、吐き気をもよおすような上腹部の不快感を感じるといったものがあげられます。しかしなかには記憶障害がおきるてんかん発作もありますので、そういった場合には本人も前兆を覚えていられないという場合があります。
てんかんにはいろいろな薬がありますが、テグレトールはてんかん発作を予防するための薬として知られています。とくに部分発作に効果が高いとされていますが、原因を治療するためのものではありません。またテグレトールをはじめとするてんかんの薬は症状に合わせて正しく服用することが必要です。そうでないと悪化することになりかねませんから注意しましょう。なおテグレトールの副作用としては眠気、めまい、ふらつき、立ちくらみ、頭痛、幻覚といったものがあげられます。重い副作用となるとひどい頭痛などがおきることがありますので十分理解して服用しましょう。